2008/08/23

宮脇俊三と鉄道紀行展

今日は世田谷文学館で開催されている企画展「宮脇俊三と鉄道紀行展」に行ってみました。流浪人さんのブログでも紹介されていて、鉄道の旅好きな者としてはなかなか面白そうな内容の企画展と思い、足を向けてみたというわけです。

最寄り駅は京王線の芦花公園なので、横浜から東横線~田園都市線~世田谷線~京王園と乗り継いで行きます。久しぶりに乗った世田谷線も、静かな住宅街の中をトコトコ走っているのんびり気分を味わえて、なかなか楽しかったです。

さて、故・宮脇俊三氏は鉄道紀行の本を単なる鉄道ファンの楽しみから文芸の一ジャンルとして押し上げた第一人者として評価されています。長く世田谷線の沿線に住んでいたことから、この地にも大いにゆかりのある作家です。ユーモアあふれるその文章は思わずニヤリとさせられることがしばしあり、読む人たちを楽しませてくれます。

もともと作家になる前は出版社で編集者として活躍。編集者時代の貴重な展示から始まり、様々な著作にかかわるエピソードや資料が紹介されていて、なかなか見応えがあるものでした。

印象に残ったものとして、氏のひとつの言葉があります。

「読む人より自分が面白がっちゃいけない。
楽しそうに書いている旅行記って面白くないんですよ。
なるべく押さえて、やさしい文章できるだけ正確で、
なおかつ価値があり面白ければいいんで、
そういうことだけ書こうと心がけています。」

なるほど、氏の紀行文が一般の人たちにも受け入れられたのは、文章を書く時にこういう心がけをしていたというわけですね。

これはブログの執筆にも相通じるところがあるのではないかと、思わず痛感したものです。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/11/06

あおい書店がオープン

名古屋に本拠を置くあおい書店ダイエー横浜西口店の4~6階に出店しました。なんでも横浜最大級の書店とのことで、3フロアで売り場面積は900坪、在庫量は55万冊を超えるとのことです。なんか改装工事をやっているのは知っていたのですが、いつの間にか大きな書店が出現していたという感じです。

あおい書店が横浜西口に大型書店
(ヨコハマ経済新聞より)

仕事帰りに立ち寄ってみましたが、確かに売り場は広く、通路もかなり余裕を持っているので、ゆったりと本を探すことはできます。でも、あまりに広すぎてどこを探せばいいのかまだ把握できていません。それに、余裕はあるのはいいのですが、お客さんの数が少なく閑散としています。やはり知名度と立地条件が今ひとつという感は否めません。どうしても駅と直結している有隣堂の方に足が向いてしまいます。

とはいえ、これだけの売り場面積を持っているのは強みでしょう。客層に合わせた品揃えで既存の書店と差別化を図っていけば生き残っていけるのではないでしょうか。ゆったり本を探したい時には訪れてみたい書店です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/09/25

いばらぎじゃなくていばらき

これ、取手駅ビルの本屋に平積みになっていた本のタイトルです。発行は茨城新聞社で、茨城県内の主要書店でのみ発売されていて、県内ではベストセラーにまでなっているそうです。

パラパラとめくってみたら、これがなかなか面白い。東京人になった茨城人の物語とか、茨城人を地域別に分類してみたりとか(取手系、土浦系、つくば系などなど)、茨城人の常識、茨城弁大辞典と郷土愛に満ちつつもギャグとウィットに富んだ文章に思わず吹きだしてしまいそうになります。そうそう、茨城土産の定番中の定番「マックスコーヒー」の物語もあります。

実はこの本、「茨城王-イバラキング」というサイトを書籍化したもので、サイトの内容を大幅に加筆修正したものとなっています。このサイトのコンセプトは「茨城に対する世間の偏った認識を正し、茨城県民の地位向上を目指す、茨城県民の茨城県民による、茨城県民のためのサイト」だそうで、まずは茨城を「いばらぎ」ではなく「いばらき」と正しく発音することから真の茨城人としての第一歩を踏み出すことができるとのこと。この本のタイトルもそこに由来しています。

茨城に知人・友人がいる方、仕事とかで茨城に関わりのある方は、必見ですよ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005/03/14

タマちゃん

2002年の夏、突如として多摩川に現れたアゴヒゲアザラシのタマちゃん。多摩川から鶴見川・大岡川・帷子川・そしてはるばる埼玉の荒川まで転々として、愛嬌を振りまいて全国的な人気者になっていました。その頃は全国ネットのニュースでもタマちゃんの動静が報道されて、もう大騒ぎでした。多摩川にしても鶴見川にしても、東急東横線の鉄橋がかかっているあたりは、人がすずなりのようになっていたのを記憶しています。私も帷子川に出現した時には近くまで観察に行きましたけど、気まぐれな性格もあってナマのタマちゃんにお目にかかることはできませんでした。

そのタマちゃんが荒川で姿を見せなくなってもう1年になろうとしています。それを機に「タマちゃんを見守る会」が中心となって記録集を出版することになりました。

 タマちゃんの記録集を出版へ/見守る会(カナロコ by神奈川新聞社より)

それにしても北の海で生息しているはずのアゴヒゲアザラシが、ずっと南に下ってきて、しかもどぶ川のようなところで生きていたというのは本当にビックリです。タマちゃんの出現がきっかけとなって、川の水の環境についても考えるきっかけとなったような気がします。

そう言えば、川崎市バスで走っていたタマちゃんのラッピングバス、最近見かけなくなりました。ホームページからもタマちゃんバスの時刻表が消えていることから、ラッピングも剥がされてしまったのでしょうか・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)