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2008/02/17

消える「急行・箱根湯本ゆき」

小田急で3月15日に行われるダイヤ改定は新型ロマンスカー「MSE」の地下鉄乗り入れという華やかな話題もあるのですが、その陰で箱根湯本に直通する急行が消えることになります。

さよなら箱根直通急行 小田急が3月ダイヤ改定(asahi.com)

小田急線内は10両編成で走りますが、箱根湯本へは6両までしか入ることができないので、現在は途中駅で切り離しを行って直通させています。しかし、車両によって行先が異なるのは利用者にとって不便ということで、これを解消したいという狙いがひとつ。

もう一つの理由は箱根登山鉄道の風祭駅の存在。この駅はホームが短いため、非常用のドアコックを使って手動でドアを開けて乗り降りを扱うということを行っていて、このためだけに小田原-箱根湯本間で車掌が1人張り付いています。実際、手動でドアをこじ開けるのは相当重いとかつて小田急勤務の友人に聞いたことがあります。

で、この風祭駅もホーム改良工事が進んで、4両までなら停車できるようになることで、これを機会に4両編成の各駅停車を小田原-箱根湯本間で走らせることにした、というわけです。

50年以上の歴史を持つ湯本急行がなくなるというのも、やはり時代の流れなのでしょうか。これによって、小田急の名物であった列車の分割・併合はほとんどなくなることになります。新宿駅の分割案内板も無用の長物になりそうですね。

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コメント

湯本急行に慣れ親しんできた者としては非常に淋しいです。
ですが、現状ダイヤでは、分割・併合による時間のロスや、新松田での分割の際のパターンが、
1…前6両[小田原までノンストップの急行]、後4両[各停に種別変更]。
2…前6両[終点まで各駅に止まる急行]、後4両[新松田止まり]。
などカオスな状況になっていて、利用客の混乱を招いている状態です。
これらを打開するために、この改正は妥当だと感じました。今の内に湯本急行の写真を撮っておきたいです。

投稿: やひろ | 2008/02/18 09:58

行き先云々はタテマエで、露骨なロマンスカー誘導とも受け取れます。

強羅方面へは小田原、湯本と2度の乗換えが必要になるわけですから。

湯本までは4両の輸送力で十分というなら、10両編成を小田原で分割すればすむだけです。

JR某の露骨な特急・新幹線誘導施策が伝染しているように感じてなりません。

「車輌によって行き先が違うのは」というなら京急はどうなる?

投稿: セバスチャン雲葉 | 2008/02/18 19:06

>やひろさま

ロマンスカーの停まらない駅から箱根方面へ直通することができるので、湯本急行はそれなりにメリットはあると思うのですが、運用効率を上げるために犠牲になってしまうのは残念なことです。

でも、実際新松田での分割併合にどれくらいの時間がかかるのかなって思います。京急なんか1分経たずに作業完了して、さっさと発車していきますよ。

まあ、カオスな状況なら京急はさらにそれをいきますけどね。羽田空港から横浜方面に行く列車は特急→快特→普通と種別がどんどん変わっていきますから・・・。京急川崎の分割併合は神業的です。


投稿: つばさ | 2008/02/19 07:27

>セバスチャン雲葉さま

階段の上り下りがないとはいえ、小田原・箱根湯本と2回の乗り換えは確かに面倒です。ロマンスカーが利用できる駅ならともかく、そうでない駅からはサービスダウンですね。

ただ、小田原で分割で4両を湯本に直通させるというのなら、前の6両を逃がさないといけないですね。

投稿: つばさ | 2008/02/19 07:32

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