« 上総中野駅 | トップページ | 遊園地の乗り物じゃないですよ »

2007/01/04

房総半島横断の旅

今日は手近なところでローカル私鉄を乗り継いでの房総半島横断に出かけてきました。

横浜から2階建てグリーン車に乗って千葉へ。乗り換えて五井に向かいます。ここが半島横断の出発点になります。駅の事務室で「房総半島横断乗車券」(1600円)を購入し、まずは小湊鐵道の上総中野ゆきの列車に乗り込みます。このきっぷを持っていれば、後戻りはできないものの、この先いすみ鉄道を乗り継いで大原まで行くことができます。途中下車しなくても300円ほど得になります。

Cid_a0001

五井駅のホームに停まっている列車は昔の国鉄時代をイメージさせるような車両です。こんな列車も最近はすっかり少なくなってしまいました。会社のホームページでも

「沿線にはまだまだ素朴な鉄道情景が残り、昔ながらの古い木造の駅舎。無人駅ではその都度車掌さんが降りて乗客と声を交わしながら切符を受け取る。近代化が 進んだ地方ローカル線と違い、ここには忘れかけていた時代の香りが漂っている。そしてその香りを大切に保存し、守り通している小湊鉄道。その中を14両の キハ200型のディゼルカーが走っている素敵な路線です。」

と紹介しています。2両の列車は10人ほどのお客さんを乗せて、ゆっくりと走り出します。少し走れば広々とした田園風景が広がり、のんびりとした感じです。そんな中、若い女性車掌がまめに車内を回ってきっぷを売り、無人駅ではしっかりときっぷを受け取っています。

1時間ほど走って、少しずつ山深くなってきたところが養老渓谷です。渓谷の散歩でも楽しめればいいのですが、この寒さもありますし、ここで降りてしまうと次の列車は3時間後になってしまうので今回は見送ります。最後の1駅区間は1日わずか5本しか走っていないのです。ここが市原市と大多喜町の境界にあたるので、お客さんの流動もさほど多くないのでしょう。

Cid_a0002_1

終点の上総中野駅はもちろん無人駅ですが、小ぎれいな木造の駅舎はなかなかの風情です。ここから10分の接続でいすみ鉄道の列車に乗り換えます。 こちらはモブログでも投稿したように、菜の花をイメージした黄色と緑に塗り分けられたレールバスが活躍しています。もともと、旧国鉄の木原線だったのが転換されたものです。木原線の「木」は木更津のことで、上総中野から木更津まで線路をつなげる計画があったようですが、それは日の目を見ることはありませんでした。

乗り継いできた5~6人のお客さんを乗せて発車。1両だけのレールバスがコトコトと進んでいきます。いまは真冬なのでなにもありませんが、沿線には菜の花が植えられていて、春が近づくにつれて一面が黄色い花に覆われるようになるそうです。こんな時期に再び訪れてみれば、また違った景色を楽しむことができそうです。

小さな城下町、大多喜でお客さんが入れ替わります。ここは房総の小江戸とも呼ばれている町で、今は博物館になっているお城をはじめ、街のあちこちに当時の歴史をしのぶ場所が残っています。

50分ほどかかって外房側の大原に到着。ローカル私鉄を乗り継いでの房総半島横断は、ちょっとノスタルジックな雰囲気を感じさせる、楽しい日帰り旅となりました。次の機会には街歩きやハイキングを含めていくと一層楽しめるかも知れません。

|

« 上総中野駅 | トップページ | 遊園地の乗り物じゃないですよ »

コメント

>レールバスが活躍しています
レールバスではないんですけどね

投稿: とおりすがり | 2007/01/04 13:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73384/13322313

この記事へのトラックバック一覧です: 房総半島横断の旅:

« 上総中野駅 | トップページ | 遊園地の乗り物じゃないですよ »