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2006/02/18

「銀バス」は再生したか?

「銀バス」は那覇市内線を受け持っている旧那覇交通の愛称として親しまれてきました。銀色の車体にブルーの帯が入っていたカラーリングからの命名だと思われますが、バスの車体にもしっかり「銀バス」と記されていました。その後、レインボーカラーに塗り替えられましたが、それでも「銀バス」の名は生き残り続けていました。もっとも、レインボーカラーのバスに「銀バス」とこっそり書かれていたのもなんか変でしたけど(笑)。。。

しかし、旧那覇交通は経営の悪化によって会社更生法の適用を受け倒産。福岡のタクシー会社、第一交通産業の傘下となり、那覇バスとして生まれ変わりました。市内線のバスは白地にブルーの帯に塗り替えられて、「銀バス」の面影は全くなくなってしまいました。市外線と貸切バスはレインボーカラーを引き継いでいます。ちなみに、交通方式が変更になった際に大量に入ってきたいわゆる「730車」は、いまや那覇バスには1台も残っていません。

さて、沖縄通の友人に言わせると、旧那覇交通のバスといえば「時刻表通りに来た試しがない」とか「運転手の愛想が悪い」とか「新500円硬貨が使えない」などなど、とにかく悪評プンプン。「倒産して当たり前」とも言われていたとか。まあ、自分は「銀バス」時代にもさほど不愉快な思いをしたことはないのですが、確かに時刻表はあてにならなかったですね。

というわけで、県庁前から1番「首里識名線(開南経由)」に乗ってみます。バスは予定の時刻より5分も早くやってきました。あとの渋滞を見越して早く走っているのでしょうか。新500円硬貨は新型料金箱に取り替えられていて、これはOKでした。運転手さんも扉を開けるとマイクで「開南・寄宮・識名・新川方面ゆきです」とちゃんと案内してくれます。時刻表を見ても路線名しか書いていないので、こうやって案内してくれると本当に助かります。

もう、日が暮れていますし、外は冷たい雨も降っていましたから、外の様子はもう眺めることはできません。この1番のバスは、識名園・首里城をめぐるのに活用できるルートですが、いかんせん1時間あたり2~3本と本数が少ないのが泣きどころです。識名園に向かうところにある坂道からは、先程通ってきた那覇の市街地を遠く眺めることができますし、首里城公園のそばを通り抜け、再び山を下って賑やかな国際通りを通り抜けていくルートです。ぐるっと一回りするルートになっているので、車窓からのんびり景色を眺めながら回っていくのも面白いかも知れません。

那覇市内線は200円均一で、市内の1日乗車券も600円で発売されています。ただ、観光に使うためにはもう少し本数多ければいいのに、と思います。会社を建て直していくのも並大抵のことではできませんが、身近な足として地元の人に親しまれる存在であり続けて欲しいと思います。

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