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2005/12/13

あの痛ましい事故を繰り返さないように・・・

大阪城北詰駅から新三田ゆきの快速に乗り込みます。もちろん、「スルッとKANSAI」は使えませんが、手持ちのSuicaで乗ることができます。目的地が伊丹なので、乗り換えなしでそのまま行けます。JR東西線が開業して以来、列車の運行体型も大きく変化して、片町線からJR東西線を経由して、神戸や福知山線方面に乗り換えなしで行けるようになっています。

地上に出て神崎川の鉄橋を渡ると尼崎です。ここで神戸方面の電車と互いに接続して、こちらは福知山線に入っていきます。カーブを切って東海道線の線路をクロスして、しばらく走ると急にスピードが落ちていきます。

そこは去る4月25日に脱線衝突事故を起こし、100人以上の尊い命が失われた現場です。電車が衝突したマンションは、多くの住民が移転してしまったのか、ひっそりとしているように見えました。ここの区間を走る運転士もかなり神経を使っているのでしょう。本当にゆっくりとした速度で現場を通過していきます。

なぜ、あのような事故が起きてしまったのか、当の運転士も死亡してしまったので今となってはわかりません。もちろん、直接的な原因は運転士の制限速度オーバーによるものでしょう。でも、そこまでしなければならない背景も考えないといけません。余裕のないダイヤ、そのダイヤを守れないと処分を受けることになるなど、運転士がプレッシャーに感じていた要因が数々重なってしまったのではないでしょうか。もちろん、正確なダイヤ、スピードアップは乗客の信頼を得るためには不可欠です。でも、安全をおろそかにしてまで無理なダイヤを設定することによって、どこかにひずみが生じてきます。

安全はすべてに優先する。あのような痛ましい事故を繰り返さないためにも、JR西日本はもちろんのこと、すべての鉄道会社は肝に銘じてもらいたいものです。

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コメント

そういえば、会長も社長も辞任か??
なんて言われてたのに、いったいどうなったんでしょうね??
ほとぼりが冷めてしまえばそれまでなんでしょうか。
そんなところを見ても、会社の本質が変わっていくとは、到底思えません。
当時の記者会見のとき、正義感振りかざして恫喝した記者さんも、
そういうところまで踏み込んで取材してくれたらいいのに、
なんて思ってしまいます。

投稿: はるか | 2005/12/14 16:27

>はるかさん
確かにこの事故のニュースも日を追うごとに少なくなってきています。
でも、この事故を風化させてしまってはならないと思います。
亡くなった方はもちろんのこと、その遺族、怪我をした方、衝突したマンションの住民、それぞれに一瞬にして普通の生活が奪われたわけですから・・・。
会社の体質が一朝一夕に変わるとは思えませんが、利益の追求よりもまず安全。公共交通機関の絶対的な使命だと思います。

投稿: つばさ | 2005/12/15 15:32

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