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2005/11/13

トロリーバス

トロリーバスはまたの名を無軌条電車といい、見た目はどこから見てもバスなのですが、れっきとした鉄道の仲間です。路面電車と同じで、電気を動力として走ります。ですから、排気ガスや騒音の心配のない地球環境に優しい乗りものということになります。現在、国内では唯一、立山黒部アルペンルートでお目にかかることができますが、あくまでも観光ルートとしての足です。

しかし、昔は国内のあちこちで街の公共交通機関として活躍していました。東京・川崎・名古屋・京都・大阪で路線が存在しています。そして、横浜でも1959年にトロリーバスの路線が開業して、間もなく横浜駅を起点とする環状運転が始まりました。自分も幼い頃何度となくこのトロリーバスに乗った記憶があって、確かに乗った感じとしては静かだったという印象が残っています。

とはいえ、交通量の多い国道を走っていたため、渋滞にはまるケースが続出するようになってしまいました。一般のバスと異なり、架線から電気を集電していますから、むやみな車線変更などできません。そんなことしたら、ポールが架線から離れてしまい、バスそのものが動かなくなってしまいます。そういう状況から、路線の収支としては黒字を確保していたにもかかわらず、1972年3月いっぱいをもって市電とともに路線廃止となってしまいました。それでも、国内では最後まで都市交通としてトロリーバスが活躍し続けたことになります。現在、201番、202番の市バスがこのトロリーバスの路線を引き継いでいます。

中国あたりではこのトロリーバスが現在でも公共交通機関として活躍しているといいます。環境に優しい乗りものであるゆえに、国内でも活躍できる場所があるかも知れませんが、現実問題としてはなかなか難しいところなのかも知れませんね。

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